サビキ釣りとは?

「サビキ釣り」という言葉を聞いたことがありますか?

サビキ釣りは、ファミリーやビギナーにぴったりの釣り方です。
1つの仕掛けに5本や8本など多数の鈎がついているので、魚のいる層、「タナ」がずれていてもヒットする可能性が高まります。
鈎にはエサと見間違えさせるようなヒラヒラとした疑似餌が付いているものが多く、様々な色や素材のバリエーションがあります。

サビキの仕掛け

疑似餌のカラー

オーソドックスなのはピンク色の仕掛けです。
コマセの色に近いので、魚がコマセと間違えて鈎に食いついてきます。

ほかにも白、緑や、本物の魚皮を使った仕掛けもあり、潮の状態や魚の気分などにより、その時々のベストな仕掛けが変わってきます。

鈎のサイズ

鈎のサイズはとても重要です。
春や初夏のような水温が低い季節は、サイズの小さい豆アジなどが食いつけるように小さな鈎を選びます。
まず4号くらいから試してみて、アタリがあるけれども鈎に掛からないようであれば思い切って1号などの極小の仕掛けに変えてみましょう。
ボウズ逃れのお守りとして1号のサビキを持っていくと安心です。

夏から秋に掛けては魚も大きくなってくるので、5号6号くらいの仕掛けで試してみましょう。
釣れない場合は鈎のサイズを小さくしたり、スキンの色を変えてみたり、魚皮にしてみたりいろいろと試してみましょう。
サイズの大きい魚がヒットして仕掛けが切られてしまうようであれば、太ハリスの仕掛けや8号や9号といった大き目の仕掛けでトライしてみましょう。

また、仕掛けのカラーや素材も釣果に影響するので、いろいろなサイズ、カラーなどの仕掛けを買っておきましょう。
魚が釣れることを妄想しながら仕掛けをあれこれ選ぶのは楽しいですよ!

そのほかのサビキ釣り

投げサビキ

ウキを付けて遠目に投げるウキサビキ、投げサビキという釣り方もあります。
大きな魚は警戒して釣り座の足元まで近寄らないことが多いので、10メートルくらい遠くに投げると、警戒していない大き目の魚が掛かったりします。
糸が細いと大物が掛かっても切られてしまうので、太ハリスや投げサビキ用の仕掛けを選んでみましょう。

トリックサビキ

他に、トリックサビキという釣り方もあります。
普通のサビキで釣れない場合も、トリックサビキなら釣れることも多く、魚の活性が低い寒い時期などにも適しています。

トリックサビキついてはこちらの記事をご覧ください。

「サビキ」にも色々な種類があります。
普通のサビキから初めてみて、慣れてきたら別のサビキにステップアップしてみましょう!